丹波市へ災害復旧ボランティアに行ってきました。(太翔会)太子高校同窓会
丹波市へ災害復旧ボランティアに行ってきました。(2014/8/31)

次の日に防災の日を迎える8月31日に丹波市へ災害復旧ボランティアに行ってきました。

被害状況の写真と地図。非常に広範囲です。作業が終わり続々と帰ってきています。すごい人です。
市島農村環境改善センター(丹波市役所市島支所となり)を災害支援センターとして利用しています。


 8月16日から降り出した大雨は各地で土砂災害をもたらしました。 TV等の報道では、広島市が取り上げられていますが、災害規模、土砂の量、家屋への被害は圧倒的に丹波市の方が甚大で広範囲に及びます(住宅被害1,697件)。
 なぜ、広島市が取り上げられるかは、死者行方不明者の数が多いからです。ちなみに丹波市の人的被害は、死者1名行方不明者0名です。何がその差を生んだのかは、災害に対しての意識です。行政はもちろんそこに住む人の災害に対しての姿勢が違うと感じました。

 もちろん同報系防災無線はありますが、それよりも危ないと感じたときに、家々に非難や注意に住民が周ったと聞きました。災害に対する意識の高さ、そこに住む人のコミニケーションの豊かさが成せる技と感じました。

 今回、市島町のあるお宅の土砂の撤去のお手伝いをさせていただきました。
 現場では、各地からたくさんのボランティアの方(1日1,000人以上)が集まっていましたが、中には日本防災士協会の方がおられました。防災士とは、“自助” “共助” “協働”を原則として、かつ、“公助”との連携充実につとめて、社会の様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、さらに、そのために十分な意識・知識・技能を有する者として認められた人とあります。意識の高さ・リーダーシップ・知識どれをとっても頼れる存在でとても頼もしく感じました。

 ちなみに今回たまたまお世話になった防災士の方は偶然にも太子・相生・高砂から来られている方で地元話で盛り上がりました。 今回大変貴重な体験をしてきましたが、まだまだ人の手でしか出来ない所はたくさんあります。

 ボランティアをするに当たりいくつかの注意点と参加の仕方をまとめてみましたので、ボランティアに行きたい方は参考にしていただけたらと思います。

<丹波市へのボランティア参加方法>

 5人以上の団体での参加は電話・メール・ファックス等事前申し込みが必要です。
 個人での飛込み参加も快くお受けしていただけますが、あらかじめの連絡が親切です。

 ちなみにボランティアセンターの運営は社会福祉協議会の方々がされています。服装はとても汚れます。最低でも長靴は必須です。道具等は現地にあります。お茶等は用意してくれていますが、昼食は自前で用意してください。現地のコンビニで買うのがいいと思います。熱中症対策は万全に!

 車で参加される場合は有料道路の無料措置がありますので事前に手続されると良いでしょう。帰りの分はボランティアセンターで出来ます。ボランティアセンターに直接行くのではなく駐車場がありますので、そこから無料バスで移動します。あと、無料入浴券も配布していますので着替えを持って行かれる事をおススメします。その他色々ありますが、ある程度のことはHP等で下調べをして下さい。

丹波市豪雨災害特設サイト(http://www.city.tamba.hyogo.jp/site/tanbagouu20140816/)

<ボランティア参加についての心構え>

 まず、1番に被災された方々に対する細心の配慮をしましょう。ただでさえ被災され避難し心身ともに疲れきっています。そんな中に他人が自分たちの生活圏に入ってくるのですから、あいさつやゴミの事はもちろん無闇な写真撮影はやめましょう。自分自身に置き換えてみましょう。勝手に家や家族の持ち物の写真を取られるとどう感じるでしょうか。休憩する時でもそこらに腰掛けるのではなくリーダーや家族の人にここで休んでいいか聞いてから座る様にしましょう。

 もし、個人宅で作業する場合(ほとんどがそう)は丁寧な作業を心掛けて下さい。
 ボランティアに行く人は意気込みは人一倍ありますが、その分元気もありすぎて暴走気味になりがちです。現に現場で走ったりする人がいましたが危ないし、他の人とペースが違うとストレスを生みます。

 それに、家主さんが求めているのは現状復帰です。雑な作業は絶対にしてはいけません。所詮、素人のボランティアですから速さを求めていません、素人なりの丁寧さは好感を与えます。わからない事はリーダーや家主さんに聞くようにしましょう。 作業時間は半日でも1日でも良いです。午前10時から12まで午後は1時から3時までですので体力体調に合わせて無理のないようにしてください。

<最後に>

 以上が主な内容ですが、私は急に予定が変更になり、中学生の娘を連れて行く事にしました。現地に行かなければわからないことはたくさんあります。そしてたくさんの人が駆けつけている事に感動しました。被災された方々は不安でしょうがないと思いますが、こうして災害に対して向き合う事が出来る環境にあることはこれからの人生に大切な物になると思います。

 依然広島市では、行方不明の方々がおられます。行政に対しては迅速な対応と1日でも早い復旧復興をお願いし、この災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしまして報告と致します。

広島市ホームページ(http://www.city.hiroshima.lg.jp/)





Copyright(c) 2014 Taishi High School Alumni Association All Rights Reserved.